ダンダダン あらすじ完全ガイド!全9章の物語とキャラ関係・見どころを徹底解説!

漫画『ダンダダン』は、幽霊・宇宙人・超能力といった要素を融合させた独特の世界観で人気を集めています。

この記事では、そんな『ダンダダン』のあらすじを各章ごとにわかりやすく解説。初登場の怪異やキャラクター同士の関係性も整理しています。

アニメ第2期も控えている今、これまでの物語を一気におさらいしたい方は必見です!

この記事を読むとわかること

  • 『ダンダダン』各章のあらすじと展開
  • 登場キャラの関係性と成長の流れ
  • 今後の見どころや注目ポイント

『ダンダダン』の全体の流れと見どころ

『ダンダダン』は、幽霊と宇宙人という正反対の超常要素を融合させた独自の世界観を持つバトルファンタジー作品です。

超能力や恋愛要素、さらにギャグとホラーのバランスが絶妙に組み合わさり、読者を飽きさせない展開が続きます。

それぞれの章では異なる怪異が登場し、戦いのなかでキャラクター同士の関係性も深まり、シリーズを通して成長が描かれます。

予測不能な展開とジャンル融合の魅力

この作品最大の特徴はホラー、SF、バトル、ラブコメといった複数ジャンルを1つのストーリーに落とし込んでいる点です。

たとえば、第1章では「ターボババア」という妖怪による恐怖と、それを超能力で打ち破るバトルが描かれる一方、キャラ同士の会話はコミカルに展開され、笑いを誘います。

ジャンルの切り替えが絶妙で、読者の感情を常に動かし続ける構成が秀逸です。

物語を動かす主要キャラクターたち

中心となるのは、幽霊を信じる女子高生・綾瀬桃と、宇宙人を信じるオカルト好きな男子・高倉健、通称オカルン。

この相反する2人の出会いが物語の出発点であり、それぞれが異なる超能力に目覚めていく過程も大きな見どころです。

さらに物語が進むごとに、白鳥愛羅やジジ、バモラといった仲間が加わり、それぞれの過去や能力が関係して物語が深まっていきます。

第1章「vsターボババア編」あらすじ

物語の幕開けは、幽霊を信じる女子高生・綾瀬桃と、宇宙人を信じる男子・高倉健(オカルン)の衝突から始まります。

互いの信じる存在を否定し合った2人は、それぞれの信じる“異世界”に赴くことに。

そしてそこで彼らは、超常現象の現実を突きつけられるのです。

オカルンとモモの出会いと覚醒

オカルンはUFOスポットで宇宙人との接触を体験し、桃は心霊スポットで「ターボババア」に遭遇。

この一件で、モモはオーラを操る超能力を手に入れ、オカルンは呪いによって身体能力が強化されます。

互いに信じていなかったものの存在を自らの目で確認した2人の関係は、ここで一気に変化していきます。

ターボババアとの決着とその後

呪いによってオカルンの「大事な部位」が奪われたことで、2人はターボババアに挑戦を決意。

モモの祖母である霊能力者・星子の協力もあり、鬼ごっこ形式のバトルが展開されます。

戦いは勝利に終わるものの、タマは戻らず捜索は続行……。

この章は、以降のシリーズに続くキャラクターの関係性と能力の原点が描かれており、『ダンダダン』の魅力が詰まった導入パートといえるでしょう。

第2章「vsアクロバティックさらさら編」あらすじ

物語は第2章に入り、新たなキャラクターと妖怪の登場でさらに複雑かつドラマティックな展開を迎えます。

主役たちの力だけでは太刀打ちできない怪異との戦いが繰り広げられ、それぞれの成長と葛藤が深く描かれます。

そしてこの章では、悲しい過去を背負った妖怪との対話という、感情に訴える要素も加わっていきます。

白鳥愛羅の覚醒と新たな戦い

新たに登場するのは、自他ともに認める美少女・白鳥愛羅。

彼女はオカルンの「タマ」を偶然拾ったことをきっかけに、霊能力に目覚めるという異例の覚醒を遂げます。

そんな中、赤いワンピースをまとった怪異「アクロバティックさらさら」が現れ、愛羅を襲撃。

モモとオカルンが駆けつけるも、妖怪の強力な攻撃に翻弄されます。

妖怪の過去と切ない別れ

物語の鍵となるのは、アクロバティックさらさらが抱える母としての記憶です。

彼女は人間だった頃、娘を失った悲しみを引きずっており、愛羅にその面影を重ねていました。

激しい戦いの末、さらさらは愛羅に自らのオーラを譲渡し、彼女を蘇生。

役目を終えたさらさらは静かに消えていき、この章は一つの切ない感動で幕を下ろします。

単なる勝ち負けでは終わらず、「敵」である存在にも心情的な背景を与える描写は、本作の魅力の一つといえるでしょう。

第3章「vsセルポ星人編」あらすじ

この章では、新たな敵として宇宙人「セルポ星人」が登場し、物語は一気にSF色を強めていきます。

恋愛模様も大きく動き出し、バトルと人間関係の両面で見逃せない展開が続きます。

そして何より注目すべきは、チームとしての連携が本格化し、3人の絆が試される点です。

三角関係と襲来する宇宙人

愛羅は前章で命を救ってくれたオカルンに好意を寄せるようになります。

一方、オカルンに惹かれているモモとの関係は険悪で、複雑な三角関係が形成されていきます。

そんなタイミングで現れたのが、性器を奪おうとするセルポ星人

オカルンと愛羅は突然の襲撃を受け、再び超常の戦いに巻き込まれていきます。

連携プレーでの勝利と友情の強化

愛羅はアクロバティックさらさらから受け継いだ能力を使い、オカルンを救出。

その後、モモも合流し、3人でセルポ星人と激突します。

セルポ星人は遠隔攻撃と接近戦を両立する強敵で、まともに戦っても歯が立ちません。

しかし3人は互いの力を補完し合い、文句を言い合いながらも絶妙な連携を見せて勝利を収めます。

ここではバトルの緊張感だけでなく、仲間としての結束と信頼が描かれ、キャラの魅力がより際立つ構成となっています。

第4章「モンゴリアンデスワーム・邪視編」あらすじ

本章では、桃の幼なじみである新キャラクター・ジジが登場し、物語に新たな人間関係と異変が加わります。

同時に登場するUMA「モンゴリアンデスワーム」と妖怪「邪視」は、これまで以上に手強い存在。

仲間が力を合わせて困難に立ち向かう、チーム戦の醍醐味が存分に描かれています。

新キャラ・ジジの登場と危機

ジジは桃の初恋相手であり、両親の入院をきっかけに彼女の家に居候することになります。

明るくイケメンな性格で、モモに好意を寄せるオカルンは明らかに強い対抗心を抱き始めます。

しかし、ジジの実家では怪異現象が頻発しており、調査に訪れた一同は「モンゴリアンデスワーム」と「邪視」に遭遇。

激しい戦闘の中で、ジジは邪視に取り憑かれてしまうという大事件が起こります。

邪視の能力とその後の影響

モンゴリアンデスワームの撃破には成功するも、邪視の影響でジジの体は変化してしまいます。

彼は水に触れると邪視に、お湯に触れると元に戻るという、非常に厄介な体質を持つことに。

ジジ本人は邪視に同情し、あえて除霊しない選択をとるため、今後も危うい共存が続くことになります。

仲間たちもこの新たなリスクと共に生活することを受け入れ、人間と怪異の複雑な共存関係が描かれる章となっています。

第5章「vs怪獣編」あらすじ

この章では、突如出現した巨大怪獣との戦いという新たなスケールで物語が展開します。

従来の怪異や宇宙人とは異なる存在に対抗するため、キャラクターたちは発想と技術を総動員。

さらに、美少女宇宙人・バモラの登場がチームに大きな変化をもたらします。

巨大怪獣との戦いと新兵器の登場

ジジの決断により、邪視と共に暮らす選択をした一同は、次なる強敵に直面します。

それが突如現れた巨大怪獣です。

オカルンは、攻撃手段として「ナノスキン」という使用者のイメージ通りに変形する技術を提案。

SFオタクの同級生・坂田金太が設計した巨大ロボが完成し、まるでロボットアニメのような熱いバトルが展開されます。

バモラの加入とにぎやかになる仲間たち

怪獣の内部にいたのが、美少女宇宙人・バモラ。

彼女は敵か味方か判断がつかない存在ながら、戦いを通じて信頼を得ていきます

バモラは言葉が通じず無邪気な行動が多いものの、強力な力を持っており戦力としても貴重な存在。

彼女の加入により、チームの雰囲気は一気に明るく、そしてにぎやかさを増していきます。

この章ではアニメ的な熱さと仲間の絆の深化が両立されており、作品全体のテンションを一段引き上げる転換点となっています。

第6章「外宇宙編」あらすじ

この章では、これまでのバトルとは異なるスケールの大きな戦いが描かれます。

仲間として信じていた存在への疑念、そして宇宙からの侵略という大事件が、チームを大きく揺るがします。

バモラの正体と真意が明かされ、キャラクターの絆と信頼が試される重厚な展開です。

バモラの真実と裏切り疑惑

地球に襲来した宇宙人たちとの戦いのさなか、「バモラが敵を導いた」という衝撃の発言が飛び出します。

信じていた仲間に裏切られたと思ったモモは激しく動揺し、バモラを家から追放。

しかし、敵のスパイだったとされるバモラがモモを庇い、命をかけて助けようとする姿を見たことで、真実が徐々に明かされていきます。

仲間との絆で戦う最終決戦

瀕死のバモラから流れ込む記憶により、彼女が「シュメール人」という種族であり、敵に利用されていたことが判明。

モモたちはバモラを再び仲間として受け入れ、怒りと悲しみを糧に最後の反撃へと向かいます。

オカルンもボロボロの身体で復活し、仲間全員で宇宙人との総力戦に挑む展開は圧巻です。

突如登場した強大な妖怪・カシマレイコが敵を一掃するというサプライズも加わり、長き戦いはついに終息を迎えます。

この章は、裏切り・信頼・再生という重厚なテーマを内包し、『ダンダダン』の世界観をより深く体感できる内容となっています。

第7章「オンブスマン編」あらすじ

この章では、クラスメイトである委員長・佐脇凛にスポットが当たります。

一見、真面目で冷たい印象の彼女にも過去に深いトラウマがあり、物語は内面に迫る感情的な展開に。

「心の闇」と向き合うテーマが中心となり、戦いを通しての癒やしと救いが描かれます。

委員長・凛の過去と妖怪の呪縛

凛は、モモを敵視する優等生キャラとしてこれまで登場していましたが、ある日「オンブスマン」という妖怪に取り憑かれてしまいます。

その裏には、幼い頃に親友・舞を事故で失ったという過去のトラウマが隠されていました。

舞とはアイドルを目指していたものの、すれ違いや家庭の事情で約束が果たせず、舞はオーディションの日に命を落としてしまったのです。

成仏できない友との共生

妖怪に取り憑かれたことで凛の記憶と感情が暴走し、彼女は心身ともに追い詰められていきます。

そこで星子の助言により、凛は舞への想いを込めた「歌」を歌うことに。

その歌声は儀式を成功させたものの、舞は成仏せず、なんと「カメのマスコット」のような存在となって凛のそばに残ることになります。

舞は、凛がアイドルとして夢を叶えるまではそばにいるつもりのようです。

この章では、戦いよりも心の救済と前向きな共存がテーマとなっており、キャラの人間性を掘り下げる感動的な内容となっています。

第8章「ジオラマ世界『團曼羅』編」あらすじ

この章では、オカルンとモモが謎のジオラマ世界に引き込まれるという、異色の展開が描かれます。

これまでのリアルな怪異や宇宙人との戦いから一転し、ゲーム的な世界観の中での冒険が中心となります。

舞台は変われど、キャラ同士の関係性や感情の交流はしっかりと描かれており、作品としての一貫性が保たれています。

ズマとモモの冒険と友情

事件の発端は、謎の不良・頭間雲児(ズマ)に関する調査でした。

ジオラマに触れたモモが中に吸い込まれ、気づけばそこはまるでファンタジーRPGのような世界。

そこでモモはズマと邂逅し、共にゲームを攻略する冒険が始まります。

ぶっきらぼうながらも心優しいズマとモモは、やがて打ち解け、かけがえのない友情を築いていきます。

解き放たれた悪魔との激闘

最終ステージに到達したふたりは、城のクリスタルを破壊することでこの世界から脱出を試みます。

しかしそれは罠であり、クリスタルは封印装置だったことが判明。

結果として、強大な悪魔「メルヘンカルタ」が解き放たれてしまいます。

ズマは能力を乗っ取られ暴走状態に陥り、モモは大けがを負いますが、駆けつけたオカルンが決死の戦いで事態を収拾。

最終的には謎の存在・サンジェルマン伯爵が登場し、メルヘンカルタを撃破。

ただし彼の真意は不明で、今後の伏線を残す形で物語は次章へと進みます。

第9章「サンジェルマン伯爵編」あらすじ

この章では、前章で登場したサンジェルマン伯爵が本格的に動き出します。

怪異との戦いに加え、呪術組織や妖刀といった新たな要素が加わり、物語の奥行きがさらに増していきます。

モモの身体に異変が起き、仲間たちは解決の糸口を求めて各地へ奔走します。

小人化したモモと迫る新たな敵

メルヘンカルタとの戦いの影響で、モモは身体が小人サイズになってしまいます。

その最中、彼女を狙う謎の少女・雪白幸姫が登場。彼女は記憶を失っており、誰かに「小刀でモモの能力を奪え」と命じられていたのです。

同様の小刀を持った刺客が星子にも襲いかかり、それが封印されていた妖刀・阿修羅であることが判明。

この事件の背後に、サンジェルマン伯爵の影がちらつき始めます。

出雲大社への旅と新たな謎

モモの異変を解決する鍵は出雲大社にあると推測され、星子はモモ、ジジ、ズマと共に島根へ向かいます。

一方オカルンとアイラは、妖刀の情報を追って留守番を任されます。

島根への飛行機内では、かつての敵・鬼頭一家が再登場し、新たな怪異「台風人間」まで現れるという予想外の展開に。

因縁、復讐、呪術が交錯し、これまで以上に複雑なドラマが展開されていきます。

この章はシリーズ全体の謎に迫る布石が多数張られており、今後のクライマックスに向けて物語が大きく動き始めたことを感じさせる重要なエピソードです。

ダンダダン あらすじの総まとめ

ここまで紹介してきたように、『ダンダダン』は章ごとに異なる怪異や宇宙人との戦いを通して、キャラクターたちの成長と関係性を丁寧に描いてきました。

ジャンルの垣根を越えた展開と、笑い・恐怖・感動が絶妙に融合したストーリーは、まさに唯一無二の読書体験と言えます。

そしてその中心には、常に「人と人のつながり」が描かれているのです。

シリーズ全体で描かれる成長と絆

モモとオカルンを中心とした物語は、出会い、すれ違い、衝突、理解を繰り返しながら、確かな信頼と絆を育んでいきます。

愛羅やジジ、ズマ、バモラといった個性的な仲間も加わり、それぞれの背景や想いがしっかり描かれていることが、物語に深みを与えています。

怪異や宇宙人とのバトルは派手ながらも、根底には「人としてどう向き合うか」という優しい視点があります。

次なる展開に向けた注目ポイント

物語は現在、サンジェルマン伯爵を中心に呪術組織や妖刀など新たな勢力が動き出し、いよいよ核心に迫りつつある段階です。

出雲大社で明かされるであろう真実、そして各キャラクターの運命がどう交差していくのか——。

今後の展開を楽しみに待つ読者にとって、この先は絶対に見逃せない局面となっています。

アニメ第2期も放送され、ますます注目が高まる『ダンダダン』。

あらすじを把握した今こそ、原作の魅力をさらに深掘りしてみてはいかがでしょうか?

この記事のまとめ

  • 『ダンダダン』の章ごとのあらすじを網羅
  • ターボババアから外宇宙編までを時系列で解説
  • 登場人物の関係性や成長も明確に紹介
  • 恋愛、バトル、SFが融合した独自の世界観
  • キャラクターの背景や怪異の正体に迫る
  • バモラやジジなど新キャラの魅力も満載
  • アニメ2期の予習としても最適な構成
  • 物語の今後の展開や伏線にも注目

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