親愛なる僕へ、殺意を込めて【5巻37話】最新話の内容ネタバレ!今すぐ無料で読む方法も!

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親愛なる僕へ、殺意を込めて【5巻37話】は、2019年3月4日発売の「週刊ヤングマガジン」2019年14号で掲載されています。

そこで今回は、親愛なる僕へ、殺意を込めて【5巻37話】最新話の『あらすじ』・『ネタバレ』・『感想』について解説させていただきました。

 

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親愛なる僕へ、殺意を込めて【5巻37話】最新話のネタバレ・あらすじ

京花はエイジに、淡々とこれまでの経緯を打ち明けています。

彼女は実の父親に命令して、畑中葉子を始末していました。

外では強風が吹き荒れており、家の窓や扉がガタガタ音を立てています。

「風が強くなってきたわね、窓を閉めてくるから待ってて」と言って、京花はその場を離れました。

彼女は戻ってくると「ごめんね、何処まで話したっけ?」と屈託のない笑顔を見せます。

エイジは彼女の語る内容の恐ろしさと、笑顔のギャップに(な、なんだ!)と困惑しています。

「あ、そうそう、畑中葉子を拷問して殺したところまでだったわね」と京花は話の続きをします。

彼女はLLの殺害方法を真似ねるよう、白菱に言いつけました。

しかし、実際にはかなりてこづったと言います。

エイジは京花から唐突に殺人を告白され、頭の中がフリーズしていました。

おまけに彼女は世間話でもするように、笑顔を交えながら楽しそうに語ります。

話し終えた彼女は、そのまま買い物にでも出かけるようにエイジは感じます。

そんなことを考えていると、エイジは頭がおかしくなりそうです。

そんな様子を見て京花は「ちょっと、私の話聞いてる?」と頬を膨らませて不満げな表情になっています。

彼女はエイジが信じていないようだと言って、葉子の右耳をポケットから出して見せます。

それを見たエイジは「うわっ!」と叫び声をあげます。

京花はエイジの驚く姿に喜びながら、「左耳はもう受け取ってくれたでしょ?」と続けるのでした。

エイジは京花の話を聞きながら、自分の呼吸が乱れていくのを感じます。

彼の本音では、京花は人間的に壊れていました。

それも、もはや修復できないほどに、完全に彼女は壊れていると感じます。

そんなエイジの想いとは裏腹に、京花は喜々として話を続けるのでした。

「ともかく畑中葉子を2週間近く監禁して、拷問したのよねえ」と彼女は遠くを見つめるように言います。

葉子を殺害した後は、白菱に言って遺体を川原に捨てさせたと話します。

京花たちは警察の目を、佐井社に向けさせるのに成功しました。

捜査のかく乱を狙ってのことですが、佐井が逮捕されたのは想定外だと言います。

それでも佐井は証拠不十分で不起訴となり、白菱が犯行の全てを背負って死ねば万事めでたしとなる予定だと彼女は話すのでした。

それまで黙っていたエイジが、口を開きました。

「だから白菱を殺したのか?自殺に見せかけて」

それに対して京花は、白菱が自分で首を吊って死んだと言います。

「罪の意識に耐えかねたのか、私からの命令が無くなって絶望したのか分からないけど」

と彼女は不気味に微笑みました。

京花は、お陰で白菱に罪を擦り付けやすくなったと言います。

「あ、でもLL事件の模倣犯だから、焼身自殺の方がよかったかもね」と彼女はエイジに同意を求めます。

その時エイジが頭を抱えていたので、京花は心配そうにのぞき込みます。

「何で、こんなことに」と彼が言うと、「だから、エイジ君のためだよ」と京花は前の言葉を繰り返すのでした。

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親愛なる僕へ、殺意を込めて【5巻37話】最新話の感想・見どころ

淡々と殺人の経緯を語る京花は、かなり不気味ですね。

それを聞かされるエイジとしては、たまったものではありません。

しかも、全てのことは自分のためと言われるのですから、もう訳が分からなくなるのも無理はありません。

目に前の京花は、人間のカタチをしていながら、もはや人間とは呼べない存在になっています。

人格が崩壊しているか、悪魔が乗り移っているとしか思えませんね。

特に葉子の耳を自分のポケットから出す場面などは、まともな神経を持った人間であればあり得ないことです。

そもそも、京花はエイジのためにしたことと言ってますが、それは自分を誤魔化すための手段だったと言えます。

エイジが言うように、彼にLLの面影を重ねているだけなのですね。

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